イグアスの滝、初日はアルゼンチン側の悪魔の喉笛へ!
今回の旅の最後のハイライト、イグアスの滝には、サルタから飛行機で到着しました。
夕方の飛行機の時間までホテルを使わせてもらったので、宿には当日予約して夜にタクシーで到着。観光は翌日からです。
ところが、翌日は朝から大雨。外に出る気が起こりません。小降りになった10:30頃、重い腰をようやくあげました。ここで「とにかく、プエルトイグアス方面に行けばいいはず」となぜか思ってしまったんです…。
▼ホステルのロビーから撮影。大雨(涙)今まで、乾燥と砂ぼこりと薄い酸素に苦労してきたので、新鮮な風景ではあるのですが…。
途中のスーパーとかを覗きながら、歩くこと1時間。全然滝らしき雰囲気も標識もありません。GoogleMapで見ながらとにかく川の方向に行ってみますが、何か違う感が漂います。
ホテルのバス停で待ってた大勢の人が、「イグアス」と書いてあるバスに乗り込んでるので、これに違いないと思って乗ってみました。
▼ところが、終点は川の展望台。川のあっち側はブラジルで、あっちに行くとパラグアイとか、そういうのはいいんですが…。
▼もう、どうしたらいいんだ?と思いながら見つめたこの地図。もしかして、まったく逆方向の車で19分のとこが滝?カタラタスっていうのが滝?一気にすべてクリアになりました!
ていうか、世界遺産のイグアスの滝くらい、地図やバスの行き先では英語で書いておいてほしい。
目の前に止まっているバスはカタラタス行きだし、これでたどり着けます!
▼3時間のロスを経て到着。イグアス、予定より1日早く着いていたのが救いでした。
着いたのが14:30、軽食をとり、一番の目玉の悪魔の喉笛に向かいます。
▼ハナグマ。
最初は珍しくて可愛かったけど、食べてる最中にむやみに寄ってこられたり、後ろから買い物袋に飛びつかれたり、だんだん怖いというか腹立たしくなりました。
絶対女性1人客を狙ってます。南米女子一人旅で身の危険を感じたのは、唯一ここだけです。
園内はかなり広いので、一番遠い悪魔の喉笛には、こういう電車で向かいます。料金は入場料に含まれています。時速5km。30分に1本。
▼終点である2駅目で降りて、穏やかな広い川の上に作られた歩道を歩くこと30分弱。
▼雲が下からわき上がってるような地点が見えました。近づくと、雲でなくて水しぶき。穏やかな川が突然大迫力の滝になっています。
▼水量が多くて、妙にゆっくり滝が落ちているように見えます。
水しぶきのせいで下はまったく見えません。高さは意外と低い気がします。
雨じゃなくても水しぶきが風で流れてきて濡れます。
滝の迫力への興奮がおさまると、向こうのほうにどこまでも続く滝の広がりに気づき、これまた興奮。
▼珍しい鳥もいろいろと。
▼川にはナマズを発見!
イグアスの滝初日は、悪魔の喉笛に興奮しただけで終わりました。本当は、遊歩道がかなり整備されていたり、ボートで滝に突っ込んだりできる場所なので、明日また来ます。
入場料、初日は3,000円近くするけど、2日目は半額らしいし。
3時間迷ったおかげで、すっかりイグアス通になりました。
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