引きこもりサルタだけど、ミイラは必須
基本的にホテルに引きこもっていたサルタですが、二泊目の16:00頃からだけ夜遊び(?)に出かけました。
▼サルタのメインは、カテドラル周辺に集まっています。ホテルから徒歩45分。カテドラルはピンクのコロニアル様式。中は豪華絢爛。
▼夜はライトアップされてきれいです。
▼サルタ最大の見所は、考古学博物館。こちらもカテドラルの広場にあります。
17:30頃に入ろうとしたら、休憩中で18:30から受付再開とのこと。営業時間は19:30までだって外に書いてあるのに、この時間感覚がよくわかりません。一時間をつぶすのはなかなか大変でした。ショッピング街は近くにあるけど、ふつうの服飾や家電の店ばかりで・・・。
博物館の何がみどころかというと、500年前に生贄にされたインカ帝国時代の子どものミイラ。1999年に近郊の高山から、推定年齢6歳・7歳・15歳の3体のミイラが発見されたそうです。埋められたのが6700mと高地だったため、冷凍状態でミイラ化していたとか。
博物館では6~8ヶ月おきに1体ずつ順番に展示しています。
副葬品などが展示された館内の最後に、-20℃に管理された展示室に置かれたミイラ。私が行ったときは7歳の男の子でした。抱えたひざに顔が隠れていましたが、肌はまだ弾力がありそうで、髪も爪も感じがはっきり残っていて、表情も今にも見えそう。
埋められるとき何を考えていたのかな、苦しかったかな、苦しいの感覚が今とは違うのかな、などなど色々考えてしまいました。
▼館内は撮影禁止なので入り口だけ。ロゴマークやインカモチーフのイラストなど、これまでの旅中では見なかった、現代的な装飾です。
最後にビデオ映像で、発掘の様子が流れていました。穴の中から、ミイラを直接抱き上げて取り出す様子、直接抱き上げてCTにかける様子などがありました。あまりに生々しくて衝撃です。
もう夢に出てきそうなので、夜遊びしてからホテルに帰ります。
サルタはフォルクローレが盛んで、歌や踊りを見せてくれるレストランがたくさんあるのです!
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