サルタの夜を楽しむには、ペーニャで歌と踊りと食事

ペーニャというのは、アンデスの民俗音楽(フォルクローレ)の歌と踊りを見ながら食事ができるレストランのこと。

ブエノスアイレスならタンゴ、サルタならフォルクローレ!というくらいサルタのフォルクローレは有名だそうで、カテドラルから15分くらいバルカルセ通り沿いを歩くと、ペーニャが建ち並んでいます。


▼レストランの外には出番を待つ出演者たちがいます。当然客引きもたくさん。

ガイドブックを見ると、ショーは21:00~22:00スタートとか、チャージ料○○ペソとか書いてありますが、まだ時間は20:30。とりあえず、音楽が聞こえる店に引き寄せられてみました。


▼客引きの女の子によるともうショーは始まっていて(終了はAM2:00)、食事をすればチャージ料はいらないとのこと。ここに決定です。

他の店も、ショーのスタートを早めれば客入りが変わるのにと思いましたが、遅いスタートの店のほうが地元客が多いのかな。

▼私が入ったときは客席はまばらでしたが、その後どんどん混雑してきました。

▼アルゼンチンに来たからには、牛肉が食べたい!マルベックのワインが飲みたい!

なかなか美味しかったです。まあ、一番おいしかったのはパンにつけて食べる豆のマリネでしたが。


▼ショーは歌から始まり、ガウチョの踊り。ガウチョはアルゼンチンのカウボーイ。彼らの伝統的な服装が今はやりのガウチョパンツ、ということが最初頭の中で結びつかず、変わった形のパンツだなあ、と思ったのでした。

▼アルゼンチンのサンバ。ブラジルのサンバとはまったく別物の緩やかな舞曲です。立ち居振る舞いが宝塚を彷彿させるのが、かなり楽しかったです。

▼ミニスカートの女の子たちがくるくる踊り、さらに観客も何人か連れ出して巻き込んで一緒に踊ります。お客さんはみんな、割と恥ずかしがり屋ではあるのですが、2~3人のグループで来ている人なら、一人が連れ出されて踊り、一人がFB用に写真や動画を撮るというのが需要と供給にマッチするようでした。

入れ替わり立ち替わり歌と踊りが続くので、全く飽きず、せっかくの牛肉が冷めてしまい、ハーフワインは足りなくなってしまいました。

店を出たのは深夜0:00。たっぷり3時間以上楽しんで270ペソ(2,500円くらい)。

深夜なんだからタクシー使わなきゃと思いつつ、気持ちのよい夜で、結局30分くらい歩いてホテルまで帰ってしまいました。

基本一人旅でいく、山の話と旅の話

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